うちの子天才かも?!才能の見つけ方

「うちの子、ひらがなを覚えるのが早かった」「ずっと同じ遊びに夢中になってる」
そんな姿を見て、「もしかしてうちの子、天才かも?」と思ったことはありませんか?
実は、才能の芽は日常の中にこっそりと隠れているもの。でも、それに気づけるかどうかは、親のちょっとしたまなざし次第なのです。
パパママに知っておいてほしい、幼少期に見られる才能のサインや、家庭でできる見つけ方・伸ばし方をご紹介します。

「好き」が才能の入り口

才能というと、「特別な力」や「誰にも負けない才能」と思いがちですが、実はスタートはとってもシンプル。子どもが繰り返しやってしまうことや目を輝かせて取り組むことが、才能のヒントになります。
たとえば次のような行動はないでしょうか?何に夢中になっているかを観察してみましょう。

・同じ絵本を何度も読みたがる(=言葉の力や記憶力)
・細かいブロック遊びに熱中(=空間認識や集中力)
・音に敏感で歌が得意(=リズム感・表現力)
・すぐに友達を笑わせる(=発想力・コミュニケーション力)

「すごいね!」の一言が、才能をぐんと伸ばす

子どもは、ママやパパにほめてもらえることで「これっていいことなんだ!」と自信を持ち、どんどん伸びていきます。「できた結果」だけでなく、「取り組んでいる過程」を認めることで、“やってみよう”の気持ちを育てることができます。
以下のような声かけがおススメです。

・「こんなに丁寧に並べたんだね、すごい集中力!」
・「そのアイデア、ママ思いつかなかった!おもしろいね」
・「毎日描いてるね!絵を描くの好きなんだね~」

“普通じゃない”は、才能のサイン?

他の子と比べて「ちょっと変わってるな」「なんでこればっかり?」と感じることも、見方を変えれば個性や才能の現れかもしれません。否定せず、まずは見守ることから始めてみましょう。

・石ころを何時間も集める → 探究心や観察力
・細かいルールを気にする → 論理的思考や分析力
・興味のないことには無関心 → 集中すべき分野が明確

親ができる「才能を育てる環境づくり」

子どもの才能は、「やらされる」よりも「やってみたい」の気持ちでぐんと伸びます。
家庭でもできる工夫をご紹介します。

・図鑑や本を身近に置く…興味の幅が広がるきっかけに
・夢中になれる時間を確保する…集中力・探究心を育てる
・いろいろな体験に触れる…本人の“好き”を見つけるチャンスに
・「どう思う?」と聞く…自分の考えを表現する力を育てる

比べない。焦らない。信じて見守る。

「うちの子、なかなか何にも夢中にならない…」と不安になるママもいるかもしれません。でも、才能が見えるタイミングは人それぞれです。
早く見つけようとせず、「今この子がどんなことを楽しんでいるか」に目を向けてみてください。そして、「この子にはきっと何かある」と信じる気持ちが、子どもの可能性を大きく広げてくれます。