
「なかなか寝てくれない」「夜中に何度も起きてしまう」
そんなお悩みを抱えるご家庭の中で、近ごろ注目されているのが「ネントレ(ねんねトレーニング)」です。
ネントレと聞くと、「泣かせて寝かせるの?」「本当に必要なの?」と不安に感じる保護者の方も多いかもしれません。
しかし、無理のない方法で進めるネントレは、赤ちゃんの生活リズムを整え、親子ともに穏やかな毎日につながることもあります。
ネントレってなに?まずは基本を知ろう
ネントレとは、赤ちゃんが自分の力で眠る習慣を身につけていくサポートのこと。抱っこや授乳で寝かしつけることが悪いわけではなく、少しずつ「自分で眠る力」を育てていくイメージです。
赤ちゃんの個性や成長に合わせて進めていくことが大切です。
ネントレはいつから始めていいの?
一般的には、生後4〜6か月頃から検討するご家庭が多いとされています。この時期は、昼夜の区別が少しずつつき始め、生活リズムが整いやすくなるためです。
ただし、無理に始める必要はありません。大切なのは「月齢」よりも「赤ちゃんの様子」をよく見ながら進めることです。
やさしく始めるネントレの基本ステップ
初めてネントレに挑戦する場合は、急に方法を変えるのではなく、少しずつ習慣づけていくのが良いでしょう。
1. 生活リズムを整える
まずは毎日の起床時間・お昼寝・就寝時間を大まかに揃えていきます。
朝はカーテンを開けて光を取り入れ、夜は照明を落として静かな環境にすることで、自然と「寝る時間」が分かりやすくなるでしょう。
2. 寝る前のルーティンを作る
赤ちゃんは決まった流れがあると安心しやすい傾向があります。
例えば、お風呂や絵本の時間といった毎晩同じ流れを作ることで、「これからねんねの時間」という認識が育っていきます。
3. 眠る直前に布団へ入る習慣にする
完全に寝てから布団に置くのではなく、少し眠そうなタイミングで布団に寝かせるのがポイントです。
最初は戸惑う様子が見られることもありますが、やさしく声をかけながら見守ることで安心感につながります。
4. 無理をしない見守りが大切
泣いてしまったときは、すぐに抱き上げるのではなく、まずはやさしく声をかけたりトントンしたりして安心できる関わりを心がけます。
「放置する」のではなく、「そばで見守る」という意識が大切です。
ネントレを進めるときの注意点
ネントレはすべての赤ちゃんに同じ方法が合うわけではありません。
そのため、次の点に気をつけながら進めましょう。
赤ちゃんの個性や気質に合わせること
体調や発達の様子を最優先にすること
保護者が無理のない方法を選ぶこと
また、日中のスキンシップや遊びの時間がしっかり取れていると、夜も安心して眠りやすくなる様子が見られます。

