冬になると外が寒いので、ついついおうちにこもりがちになっていませんか?パパ・ママが寒さを理由に外出を渋っていると子どもも外で遊ばなくなり、運動不足になってしまうことも。
外遊びは学びの宝庫です。小学校に上がる前にたくさん外遊びをしていると、その後の運動能力や学習能力が伸びるだけでなく、自己肯定感アップや精神安定にもつながります。
寒さに負けずパパ・ママから積極的に声をかけて、一緒に外遊びを楽しみましょう。
外遊びで得られる効果
「外遊び」といっても多種多様で、かけっこやボール遊び、すべり台などいろいろな遊びが含まれます。多様だからこそさまざまな動きや楽しさがあり、たくさんの経験をするのです。
一緒に近所の公園に行ったり、そこまで行かずにおさんぽするだけでもさまざまな効果が得られます。
運動能力の向上
外遊びをすることで運動能力を鍛えることができます。遊びや遊具の種類によってルールを守りつつ走ったり止まったりなど、複雑な動作をする必要があるため、脳の発達が促され運動能力が高まるという仕組み。
運動能力を高めることは、将来健康的な人生を歩むためにも有効です。
身体や体力の発達を促す
外遊びではさまざまな動きを経験するため全身の筋肉が鍛えられたり、心肺機能や骨の形成といった身体の発達に効果があります。
さらに疲れるまで遊ぶことで体力がつき、夜もぐっすり眠ることができて健全な生活リズムを整えることにもつながるでしょう。
心の発達を促す
子どもは外で自由に身体を動かすことでストレスを発散し、自律神経を整えることができます。また、「速く走ってパパとママに褒められた」「ボールを遠くまで投げられた」など繰り返し多くの成功体験を得ることができて、自己肯定感も育ちます。
これらは「プラス思考」につながるので、将来的にもストレス耐性を高めて何事にも意欲的に取り組むことができる人間になるでしょう。
コミュニケーション能力アップ
公園などの外遊びスペースにはいろいろな年代の子が遊んでいます。初対面の子たちとみんなで一緒に楽しく遊ぶことで、積極性や協調性が身につくでしょう。
自分の心をコントロールしたり相手に合わせたりして、自制心や思いやりなど学ぶのにも大切な機会です。
思考力・想像力が育つ
あたたかな日差しや土の手触り、植物の匂いなど、外は五感を刺激するものであふれています。
子どもはいろいろな外遊びの中でたくさんの興味や疑問を持ち、体験しながら答えを見つけるもの。これは脳の発達にも非常に効果的です。
また、おもちゃや道具がない状況で遊ぶことで想像力も豊かになります。