うっかり食べても大丈夫!赤ちゃん用クレヨンのすすめ

 

生後3~4カ月くらいになると、赤ちゃんも色を認識できるようになります。
また、子どもたちが大好きなお絵かきには、色彩感覚想像力を養う効果があり、小さい頃から積極的にお絵かきをさせたいとういご家庭も多いはず。

しかし、赤ちゃんにクレヨンを与えるのは、口にする危険性を伴うもの。そんなとき、役に立つのが赤ちゃん用クレヨンです。

 

 

いつからクレヨンを使ってお絵かきできる?

子どもは、物をつかむ力がついてくる9~10カ月くらいから、クレヨンを掴んで紙に描くという行為ができるようになります。絵というより、クレヨンで線や色が描けることで遊んでいる状態です。

一般的には、お絵かきに興味を持ち始めるのは、1歳ころから。
もちろん、個人差があるので、お子さんが興味を持ったタイミングでクレヨンを用意してあげましょう。

しかし、クレヨンは石油とロウソクからできているので、何でも口にする赤ちゃんに与えるのは心配。一方で、赤ちゃん用のクレヨンなら、自然素材でできているので安心して使うことができます。

 

 

赤ちゃんに与えるクレヨンの選び方

乳児のうちからクレヨンを使わせてあげるなら、赤ちゃん用クレヨンがオススメ。
選ぶ時には、次のようなポイントをチェックしましょう。

 

素材が安心できること

万が一、赤ちゃんが口に入れても安心できる素材から作られたものを選びましょう。

天然素材ではミツロウを原材料にしたものが多いですが、ほかにも野菜お米といった食べ物から作られたクレヨンも少なくありません。

 

握りやすいこと

赤ちゃんのうちはまだ器用に物を扱うことができず、握力も弱いので、握りやすい形のものがオススメです。
手のひらで掴める丸いタイプか、小さな手でも握りやすい太めのタイプが良いでしょう。

また、力加減も上手くできないので、折れにくい頑丈さを意識したクレヨンがベター。

 

水で落としやすいこと

汚れの落としやすさも、大人にとっては重要ポイント。

子どもがお絵かきをするときは手や服を汚すのは当たり前で、画用紙からはみ出したり、壁や床までもが豪快にクレヨンまみれに。
水で落としやすいクレヨンを使っていれば、掃除の手間が省けます。

 

発色が良いこと

赤ちゃん用とはいえクレヨンはあくまで画材なので、発色の良さも大切です。
発色が良くないものを与えると、赤ちゃんの弱い力では紙に色が付きづらく、お絵かきに興味を失ってしまう可能性が。

芯がやわらかいタイプのものが、発色しやすい傾向にあります。