知育は、学校の義務教育のような詰込み型のいわゆる「勉強」とは違います。その子の個性や能力を引き出すためのものです。
そのため、子どもが楽しんだり興味を持ったりしながら自ら進んで取り組めるのがポイント。
今回は、おうち知育を行う際にパパやママに気を付けて欲しい注意点についてご紹介します。
無理強いしない
知育によって子どもの能力を伸ばしてあげたいなら、まずは子どもが楽しく取り組めることが大切です。
知育は子どもが自ら楽しんで取り組むことでその子の力を育て、この先の生活や人生を豊かなものにすることを目的としています。子どもが興味が持てないものを無理やりやらせても、子どものやる気を削いでしまいかねません。
急かさない
どんな子にも得意なものと苦手なものがあります。できないからといって焦ったり急かしたりしてはいけません。
また、上手くできなかったり間違っていたりした場合に、パパ・ママがすぐに手を出したり正解を教えてしまうのもNG。成功や失敗を経験して自主性を引き出すためにも、手伝いたい気持ちは抑えて優しく見守ってあげてください。
個性に合わせる
「〇歳児向け」と聞いてやらせてみたものの、わが子がまったく興味を示さないなんてことは珍しくありません。無理やり続けさせても意味がないので、知育はその子に合わせて進めましょう。
また、知育は考える力を育てる教育です。正解も不正解もないので、その子が頑張って出した答えに「違う」と否定しないように意識しましょう。
誰かと比較しない
知育を始めたのになかなか思うように結果が見えないときなどにやりがちですが、自分の子を誰かと比べるのはやめましょう。たとえ無意識であっても、子どもの前でその子を否定するような発言や、他の子を過剰に褒めたりしないよう注意してください。
比較されて育った子は、自信や自己肯定感を低くする恐れがあります。知育が上手く進んでいなくても、大らかな気持ちで見守ることが見守ることが大切です。
親子で楽しむ
今ではたくさんの知育アイテムが手軽に手に入りますが、それを子どもに与えるだけでは知育とは呼べません。知育では親子が向き合ってコミュニケーションを取りながら一緒に取り組むことも、欠かせないポイントのひとつ。子どもはパパ・ママが一緒に取り組んでくれることで、安心して遊び学ぶことができるようになるのです。
知育アイテムは親子で楽しめるものを選ぶのがおすすめといえます。