おうちでできる知育とは?年齢別ポイント

「子どもの能力を引き出したい」「優秀な人間に育って欲しい」「豊かな心を育みたい」など、子育てにはさまざまな思いがあるでしょう。そのために、わが子が小さいうちから知育に力を入れるご家庭は少なくありません。
子どもの知育には、それぞれ適した年齢があります。簡単すぎても難しすぎても効果が得られづらいのです。
そこで今回は、おうちでできる年齢別おすすめ知育についてご紹介しましょう。

0~1歳

0~1歳までは、視覚や聴覚が敏感な時期。いろいろな物を見たり音を聞いたりすることで、どんどん情報を吸収していきます。
おうちでパパ・ママがたくさん話しかけてあげるだけで、子どもの聴覚の刺激になります。ミルクをあげるときやおむつを替えるとき、眠る前など、積極的に話しかけてみてください。
視覚と聴覚を同時に刺激できる絵本の読み聞かせも効果的。知育という観点では特に、擬音語や擬態語の多い絵本の読み聞かせが最適です。
知育玩具としては、カラフルな色のついた音の出るおもちゃがおすすめです。

2~3歳

2~3歳になると手足を自由に動かせるようになり触覚も敏感になるので、手足や指先を使ったあそびを好みます。
パズル積み木といった指先を動かすおもちゃなら知育にもおすすめ。ただし、好奇心が高まる半面なんでも口に入れたがる時期でもあるので、おもちゃも口に入らない大きさや口に入れても安全なものを与えましょう。
スプーンなどを使って自分で食事をとることを教えるのもおうち知育の一つです。

4~6歳

4~6歳にもなると言葉もだいぶ理解し、早ければ数字も覚える頃。遊びの幅もどんどん広がっているはず。
おうちでもなぞなぞごっこ遊びなど、楽しみながら思考力や想像力を鍛える遊びをしてあげると良いでしょう。より言葉を操れるようになるしりとりもおすすめです。
また、それまでに遊んでいたパズルや積み木では物足りなく感じるかもしれません。文字や数字が書かれているパズルや積み木に替えることで、文字・数字を覚えながらこれらを組み立てる力を育てることができます。
とはいえ、知育はあくまでもその子の能力を育てるもの。学校での勉強とは違います。遊びながら、そして楽しみながら、子どもの能力を育てるということを忘れずにおうち知育を進めましょう。