朝から困った!子どもの登園拒否はどうすればいい?

「行きたくない…」忙しい朝、準備を進めるなかでこんな言葉を聞くと、心配や焦り、いろんな感情が押し寄せてきますよね。子どもの登園拒否は、多くのママが一度は経験するお悩み。
今回はそんな登園拒否の原因と、ママができる対処方法についてご紹介します。

登園拒否のよくある原因とは?

子どもが「保育園に行きたくない」と感じる背景には、いくつかの理由が考えられます。

環境の変化や不安

新しいクラス、新しい先生、お友だちとの関係など、子どもにとって園生活は意外と変化が多いもの。不安や緊張から登園を拒むことがあります。

体調不良や睡眠不足

風邪のひき始めや疲れがたまっているときなど、本人も気づかない不調が原因になっていることも。睡眠時間が少ない日も、気分が不安定になりがちです。

ママと離れたくない気持ち

「ママともっと一緒にいたい」という気持ちから、登園を拒む子は少なくありません。とくに週明けや長期休み明けは、その傾向が強くなる傾向が。

 

ママができる対処法

気持ちを受け止める

「そっか、行きたくないって思うんだね」とまずは共感を。否定せず、子どもの気持ちに寄り添うことで、安心感を与えられます。

朝のルーティンを整える

朝の準備がバタバタしていると、不安も増してしまいます。起きる時間、朝ごはん、出発時間を一定にして、見通しが持てるようにすると良いでしょう。

小さな楽しみを作る

「今日は園で何するかな?」「帰ったら一緒におやつ食べようね」など、小さなワクワクを話題にすることで、前向きな気持ちを引き出せます。

先生と情報共有をする

原因がわからないときは、先生に相談するのもひとつの方法です。園での様子やお友だちとの関係など、気づきがあるかもしれません。

 

様子を見守ることも大切

数日続く程度であれば、成長の一過程として見守ることも大切です。ただし、長期間続いたり、激しく泣き叫んだり、夜眠れないなどのサインがある場合は、専門機関や園に相談してみましょう。

 

まとめ

登園拒否は、子どもが心の中で何かを伝えようとしているサインかもしれません。大切なのは「行かせなきゃ」と無理に思い込まず、「今日はどうしたのかな?」と一緒に向き合う姿勢です。
ママの笑顔が、子どもにとって一番の安心材料。朝のひとときが、少しでも穏やかに過ごせるように笑顔を増やしていきましょう。