子どもたちが卒業・入学や新学期を迎える春。新しい草木が芽吹いて色とりどりの花を咲かせ、その上を通り過ぎるさわやかな風が心地よい季節ですね。
ひとつお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子どもたちと一緒に、新たな門出を手作りおやつでお祝いしましょう。
お料理がちょっぴり苦手なママも、普段は台所に立つことがないパパも、気軽に挑戦できるレシピをご紹介します。お子さんに食材について説明したり、お手伝いしてもらったり、ご家庭での食育にお役立てください。
いちごの豆乳ふわふわムース
冬のいちごも美味しいですが、いちごのベストシーズンは春まで続いています。
豆乳と混ぜることで美しいピンク色に。美味しくてヘルシーなスイーツは、家族みんなで楽しめます。
材料(2人分)
・豆腐(絹)…150g
・いちご…80g
・グラニュー糖…大さじ3
・レモン汁…小さじ1
・いちご(飾り用)…2個くらい
・ミントの葉(飾り用)…適量
作り方
①まずは豆腐の下ごしらえから。豆腐をペーパータオルに包んで耐熱皿に乗せたら、それを電子レンジ(600w)で1分40秒ほど加熱。取り出したらしっかりと水気をきっておきましょう。水分が抜けると豆腐が90gくらいになります。
②ミキサーの中に水分を切った①の豆腐といちご、グラニュー糖、レモン汁を入れてスイッチオン。なめらかになるまでミックスします。
ミキサーを使わない場合は、水切りしたあとの①を裏ごししてください。いちごもすりおろして、他の材料と一緒に全部をよく混ぜ合わせます。
③グラスやカップに②を注ぎ入れて、冷蔵庫で冷やしましょう。
④1時間以上冷やしたら少し固まるので、飾り用のいちごを切って上に乗せて盛り付け。お好みでミントの葉も添えたらできあがりです。
さくらプリン
春らしいさくらの花を使ったひと品。下準備が必要ですが、お子さまの食育にもおススメです。
材料(6~7cmのココット4つ分)
・たまご…2個
・牛乳…400ml
・砂糖…100g
・生クリーム…大さじ4
・桜の塩漬け(花)…8輪
・桜の塩漬け(葉)…4枚
[下準備]
先に、桜の花と葉を塩抜きしておく必要があります。途中で水を2~3度取り換えながら、15分くらい水につけて、塩気がほぼ感じられないくらいまで抜きましょう。
作り方
①ボウルにたまごを溶いて、砂糖といっしょに泡だて器で混ぜます。
②桜の葉を細かく刻んで水気をしぼったら、牛乳と生クリームと一緒に小鍋に入れて火にかけます。煮立つ直前まで温めてください。
③②をこしながら①に混ぜ入れ、それをさらにこしてプリンの原液を作ったら、ココットに注ぎます。このとき、上に浮かぶ泡をすくい取っておくのがポイント。
④水気をしぼった桜の花を2輪ずつココットに入れる。
⑤バットにペーパータオルを敷いてココットを並べたら、ココットの1/2くらいまでお湯を注ぎます。
⑥140度のオーブンに④を入れて5分蒸し焼きにしてからアルミホイルをかぶせ、さらに35分蒸し焼きに。冷めたらできあがり。