世界で愛される最強知育玩具「レゴブロック」の効果

東大生の7割が子どものころに遊んでいたおもちゃといえば、「レゴブロック」。知育に興味のあるパパ・ママの中にも、幼いころ自身が遊んだという方も多いかもしれません。
最近ではプログラミング教育にも効果があるといわれていることからも、わが子をレゴスクールに通わせるご家庭も増えています。
今回はそんな世界的知育玩具「レゴブロック」の魅力や知育効果についてご紹介しましょう。

 

デンマーク発「レゴブロック」とは?

レゴブロックはデンマークのおもちゃメーカーLEGO社の組み立て式ブロック。1934年創立のLEGO社はもともと木製のおもちゃを作っていましたが、1949年からはプラスチック製にも手を広げ、1958年にレゴブロックを発売しました。

いまでは大人たちの中でもレゴブロックで作品を作る「レゴビルダー」と呼ばれる達人や、さらにビルダーのトップ技術を誇る「マスター・モデル・ビルダー」と呼ばれる職人が世界中に存在しています。ちなみにこのマスター・モデル・ビルダーは世界中に25人しかいないのだとか。

最近では子ども大会も開催されていて、日本でも先日お台場にあるレゴランド・ディスカバリー・センター東京で7名の「ジュニア・モデル・ビルダー」が誕生しました。

 

レゴブロックの効果

東大生の3人に2人が子どものころに遊んでいるというレゴブロックですが、どのような知育効果が得られるのでしょうか?

集中力アップ

頭の中で想像したものを形にしていくレゴブロックに、子どもは夢中になります。楽しみながら自然と長い時間集中することができて、繰り返し遊ぶことでさらに集中力をアップさせることが可能です。
集中力がつくと就学時や外出のときにも落ち着いていられるようになります。

解決力・発想力アップ

「問題にぶつかったときに解決する力」は、あらゆる学習の基本です。レゴの完成系や写真を見てそれを再現しようとすると「どうすればできるか?」という疑問が頻発するので、解決する経験がたくさんできます。
また、レゴブロックで作ることができる世界は無限大。この先の社会にも求められる「いままでないものを発想する力」が養うことができるでしょう。

感情のコントロール力アップ

前述の落ち着いて行動できるということにもつながりますが、レゴブロックで遊ぶことで内面的にも感情のコントロールが上手になります。言葉で上手く伝えられないこともあって、子どもはちょっと嫌なことがあると爆発させがちですが、一瞬立ち止まって熟考したり気持ちを切り替えたりなど、子どもが自分の感情との付き合い方が探せるようになるようです。