子どもが夏バテした時におススメの食べ物

夏になると、食欲が落ちたり、だるそうにしたり…「夏バテかも?」と感じるお子さんも少なくありません。体力がまだ十分ではない子どもにとって、暑さや湿気は想像以上に負担になります。
そんな夏バテ気味のお子さんにおススメの食べ物をご紹介します。食欲がないときでも食べやすく、しっかり栄養と水分が摂れるものばかりです。

夏バテになるとどうなるの?

子どもが夏バテになると、以下のような症状が見られることがあります。水分や栄養の不足、室内外の温度差による自律神経の乱れが原因になることも。そんなときは、食事から整えていくのが効果的です。

・食欲がない
・ぐったりしている
・寝つきが悪い
・イライラしやすい
・汗の量が少ない、もしくは多すぎる

 

夏バテ気味の子どもにおススメの食べ物

1. 冷やしうどんやそうめん+たんぱく質

つるっと食べやすい冷たい麺類は、食欲がないときの味方。卵やツナ、納豆、ささみなどを一緒にトッピングして、たんぱく質もしっかり摂りましょう。

2. おかゆや雑炊

消化がよく、体にやさしいおかゆは、朝ごはんにもぴったり。野菜や鶏肉を細かく刻んで入れると栄養バランスもよくおススメです。

3. 具だくさんのお味噌汁

お味噌汁は、塩分補給にも役立ちます。にんじん、かぼちゃ、豆腐など、甘みのある具材を使うと食べやすくなります。

4. ゼリー・寒天・プリン

冷たくて食べやすいデザート系は、子どもにも人気。市販のものより手作りで甘さ控えめにすれば、安心して食べられます。寒天はミネラル補給にもぴったり。

5. スイカ・きゅうり・トマトなどの夏野菜・果物

水分が多くてビタミンたっぷりの夏野菜や果物は、そのままでも良し、スムージーにしても良し。水分・塩分・ミネラルをバランスよく補えます。

6. ヨーグルトや甘酒(アルコールなし)

発酵食品は、腸内環境を整えて免疫力アップにもつながります。無糖ヨーグルトにフルーツを混ぜるのもおススメ。

 

水分補給も忘れずに!

食事と一緒に、こまめな水分補給も忘れずに。
おすすめは、麦茶や経口補水液、味噌汁など。ジュースやスポーツドリンクは、糖分が多すぎるため飲みすぎに注意しましょう。

 

まとめ

夏バテ気味の子どもには、「食べやすくて栄養のある食事」と「こまめな水分補給」が大切です。無理に食べさせようとするのではなく、子どもが「食べたい」と思える工夫をしながら、少しずつ元気を取り戻していけるようサポートしてあげましょう。
今年の夏も、家族みんなで元気に乗り切れますように!